文学フリマ東京35の御礼とご報告
2022年11月20日に東京・大田区の東京流通センターにて文学フリマ東京35が開催され、『そよ風文芸食堂』のブースにはたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
今回は会場がふたつに分かれての開催ということで少し不安な点もありましたが、結果的にはそれが杞憂に終わるくらいに充実した時間を過ごさせていただきました。
まずは本をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。ニッチなテーマに興味を持っていただき、嬉しく思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
立ち読みや雑談をしていただいた方、ありがとうございます。これからも様々な企画や話題を用意してお待ちしております。機会がありましたらぜひまたお気軽にいらっしゃってください。
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では、当日の私についてお話しします。
今回は午後から雨になるという天気予報、そして昨今の体力低下に伴いましてJRで大森駅→京浜急行バスで流通センター前というルートで会場へ向かいました。JRは都区内パスを購入しての移動となります。
今年は日本の鉄道開業150周年ということで、券面に記載されている地図が少しだけ違います。皆様はお気づきでしょうか? よく見ると『橋新』が記載されています。はい、昔のように横書きを右から左へ読むんですね~。つまり開業の地『新橋』があるということです。なお、特別デザインは11月24日発売分までとなっております。
大森駅からは京浜急行バスで移動。休日に流通センター前へ行く系統は京浜島循環(森24)や城南島循環(森32)、平和島循環(森28)などがありますが、今回は時間があるということで京浜島循環を選択。これを使って京浜島へ行き、羽田空港の飛行機をバスの車内から観察して流通センターへ行きます。この場合、1回目に停車する流通センター前(大和大橋の横のバス停)で降りずに2回目に停車する流通センター前(元・交番の横のバス停)で降車します。
屋根のあるバス停は2回目に停車する場所だけなので、大雨の場合はこちらをお薦めします。京浜島循環のほか、城南島循環が停車します。ただし、昭和島を経由する便は流通センター前に1回しか停車しないのでご注意下さい。そのほか、平和島循環だとモノレールの下にあるバス停へ停車するのでこちらを利用するのも良いでしょう。
まぁ、急いでいる時は橋の横のバス停で降りるしかないんですけどね(しかもこちらに停車する便が最も多い)。
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さて、今回のブースは第二展示場への配置ということで、モノレールの駅の正面にある建物の方です。こちらを利用するのは久しぶりですね。私は秋葉原時代(中小企業振興公社 秋葉原庁舎展示室)から文フリに参加していますが、実は歴史としては文フリが第二展示場へ戻るのは2回目なんです。第十三回から東京流通センター第二展示場開催となったあと、大阪開催の第十六回を除いて第二十一回までが同会場。第二十二回のみ第一展示場となって、第二十三回から第二展示場へ戻ったのです。そして第二十八回から第一展示場へといった経緯です。
ただ、会場拡大に伴う第一、第二の同時使用ということなので『戻った』という表現が良いのかどうかは分かりませんが。いずれにしても懐かしさを感じたという次第です。
会場(建物)が分かれてしまうとどうしても移動が制限されてしまうので、今後は東京ビックサイトなど大きなひとつの会場で開催されると個人的には嬉しいんですけどね。
なお、会場の出入口では検温や連絡先の記入(またはCOCOAの提示)がなくなりました。手指の消毒のみです。まぁ、COCOAはサービス提供が終了となってしまいましたしね。ガラケーの私は一度も使う機会がありませんでした。グッバイ、COCOA……。
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会場に入ったあとはブースの設営です。新刊が茨城県全域(+栃木県の一部)を旅した旅行記ということで、鉄道模型の自動運転には鹿島臨海鉄道のガールズ&パンツァー『ラッピングⅣ号車』とひたちなか海浜鉄道のデュエマラッピング車が運用に入っておりました。どちらも動力車改造してあります。
また、ぐんまちゃんの貨車も途中まで運行していましたが、不具合が多発するので今回で運用を終了します。今後は静態展示となる予定です。
そのほか、ツインビーのベル、大洗駅で購入したガルパンのクリアファイルなどを設置しておきました。予算があればほかにも色々と設置したかったところですが仕方ありません。
それと今回の机ですが、いつもより少し大きめでした。小さい方の会場に配置となった分、広めの机が提供されたという感じでしょうか(確か以前も机の数の関係で、一部のブースにやや広めの机が配置されたことがあったと記憶しています)。
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では、ブースでの様子を簡単にお話しします。まず、いつものようにブースに興味を持っていただいた方。どうぞご遠慮なく写真を撮っちゃってください。作品にも興味を持っていただきありがとうございます。
常連の皆様(書店の営業さん含む)もいらっしゃいました。いつも新刊をお求めいただきありがとうございます。男性の方々は真っ直ぐ新刊を目指してお越しになる方や前回(コミケや文フリ)にお会いしてからの間のお話、お土産をお持ちいただいた方など様々でした。また、女性の方(何度かいらっしゃってる方だと思います)は色々な作品について興味をお待ちいただき、会話をさせていただきました。
会場がふたつに分かれた中、わざわざお越しいただいて恐縮です。また元気にお会いできればと思います。
今回は無料配布の『あまびえさんペーパー』をお持ちになる方がたくさんいらっしゃいました。目立つ場所に置いたからということではない(いつもと同じ場所なので)と思いますが、嬉しい限りです。
今後もどんどん持ってっちゃってください。流行病はまだまだ完全に収束しているというわけではないので、どうか何事もないことをお祈りしております。
大阪からいらっしゃった方には渡船やバス、紀州鉄道などについて説明をさせていただきました。コミュニティバスに関しては、ほかにもたくさん話題があるのでまたお越しいただければお話させていただきます。
ニッチな話題に関してもたくさんお話させていただきました。バス会社関連の方もいらっしゃいました。今後もバスのほか、色々な視点で作品を作っていきたいと思っています。
コミュニティバス旅行記をお買い上げの方、ありがとうございます。色々とお話もさせていただきました。ぜひご覧になって楽しんでいただけたら嬉しいです。
そしてゲームブックをお買い求めいただいた方、ありがとうございます。データシートを取り出すのに手間取ってしまい、申し訳ありません。いつかまたゲームブックも新刊を作りますので、またご覧いただければ幸いです。
今回も全部ひとりでやっているのですかとお訊ねの方も多かったです。
旅を企画して取材し、写真撮影や文章、キャッチコピー、レイアウトなどを作り、製本、広報、その他を全てやっております。分野も最近はコミュニティバスが多いですが、路線バス、鉄道、船など幅広くやっております。地域も日本全体が対象です。
――といった感じでしょうか。
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なお、会場ですが前回(第三十四回)と比べて来場者は同じくらいかやや少なくなった気がします(第一展示場の様子は分かりません)。会場がふたつに分かれた影響かもしれません。ただ、賑わっていたのは確かなので、今後もこの流れでいってくれれば良いなと思います。
ブースにいらっしゃった皆様の男女比は5:5くらいでしょうか。年配の皆様が少し減った気がします。
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新刊は『茨城県非電化ローカル線完乗! ときわ路旅行記』でした。茨城県で運行されている非電化ローカル線を2日間で完乗し、アニメの聖地や神社、見所などを巡る旅です。
今回は以下の作品が完売となりました(事前に予約いただいていた作品を除く)。
・渡船が結ぶもの ~関東に残る渡し船の記録~
・東京東武 東武バス旅行記
・トラベルゲームブック『ヤンデレ彼女の追跡大作戦』
今回も過不足なく作品をご用意できたかなという印象です。なお、総部数は前回出展時(第三十四回文学フリマ東京)と比べ、減となりました。もちろん、それでも部数が少ないわけではないのです。前回が良すぎたということです……。
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次回の更新は12月中の予定です。近況報告をします。また、コミックマーケット101関連の情報を公開する予定です。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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