第九回文学フリマ大阪の御礼とご報告
いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。
2021年9月26日に大阪・天満橋のOMMビルにて第九回文学フリマ大阪が開催され、『そよ風文芸食堂』のブースにはたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
まずは一般・出展問わず全ての参加者の皆様、事務局ほか関係各所の皆様に厚く御礼申し上げます。リアルイベントがなかなか開催しづらい中で無事に実施できたことは本当に嬉しい限りです。今後はもっと世の中が明るい方向へ進めばいいなぁと感じております。
本をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。リクエストもいただきまして、今後とも精進して参ります。皆様の応援があるからこそ、あとちょっとだけがんばり続けようという気持ちになれます。
イベントの場ではSNSなどだけでは伝わってこない想いを感じられますから、それを心に刻んで進んでいきます。もちろん、良いことだけではなくてネガティブなことも起きますが、それはそれで流しておきます。
立ち読みや雑談をしていただいた方、ありがとうございます。貴重なお時間をいただき、大変恐縮でございます。
今回は特に大阪市営渡船の楽しさを伝えることが出来たかなと思います。またお気軽にいらっしゃってください。
◆
では、当日の私についてお話しします。
今回は遠征となりまして、前日に自宅を出発しました。詳細に関しましては新刊(発行時期未定)の中でお知らせしようかと思っています。要するに第一回文学フリマ大阪や第七回文学フリマ大阪の時と同様に取材にも行っていたんですね。新刊の内容はまだ秘密ですが、移動中に相変わらず色々なイベントが起きております。いやぁ、やっぱり旅はいいものです。
ということで紆余曲折あって大阪に着きまして、大阪メトロで天満橋へ移動。スマホがない私はいつものようにココアの名刺を渡して会場に入ります。そして宅配便で送っておいた荷物を開封してブースの設営を始めます。
……が、ここでトラブル発生。組み立て式立体什器(自作)なのですが、なんと間違えて旧型(かつて使っていたもの/1代前)を入れてしまってきていたんです。原因は荷物の積み込み前、什器の整備・整理をした時に旧型を入れていた袋と新型を入れていた袋を取り違えて収納していたということ――。
↓左が今回(旧型什器使用)、右が第三十二回文学フリマ東京(新型什器使用)
もちろん、新型の完成に伴って引退しただけのものなので新型(現行品)と同様に現在も使えるのですが、デメリットとしては組み立てにやや時間がかかるという点があります。このため、設営が10分ほど増える(予定より遅延する)こととなりました。
ちなみに皆様が什器を見ても表面的に違いはほぼ分からないと思います。でもそうやって見えないところで改良や工夫をしているのです。
それにしても、これが1代前の旧型だったのは不幸中の幸いでした。1代前なら新型と土台が共通なので対応できるんです。もし2代前だったら根本的に構造が異なるので、どうにもならなくなるところでしたからね(つまり立体的な陳列が不可能になります)。危ない危ない……。
これも映画『アポロ13』を見ていたおかげです(なんか第三十二回文学フリマ東京の時も例に出しましたね……)。アポロ13では二酸化炭素を除去するフィルターが、着陸船と司令船で異なっていたために困ったというのがあったじゃないですか(最終的にはその場に存在する物でアダプターを作って対応しましたが)。それにプレステ2だってプレステのソフトが遊べるじゃないですか(例が古い!)。
何かあった時のために、構造を共通化しておくことの大切さをあらためて実感した次第です。まー、そもそも積み込む前に確認しろよってことなんですけどねっ!
さて、こうしてなんとか陳列が完了したのは11時10分。やはり什器の組み立てでのタイムロスが響いています。
なお、今回の鉄道模型の自動往復運転は近鉄と南海、京阪で(ただし、京阪はほとんどケースに仕舞ったままでしたが)、そのほかに大阪シティバスとジェイアール高速バスの模型を飾っておりました。さらにポスターは大阪市営渡船の渡船場マップにするなど、全体が大阪に対応。
もちろん、大阪名物ココアシガレットも配ってましたよ。これは接触確認アプリのココアにもかかっております。
会場内の様子ですが、前回参加(第七回文学フリマ大阪)の時と比べると、同じくらいの数の人出かなという感じです(個人の印象です)。まぁ、単に私の記憶が曖昧なだけという可能性もありますけどねっ♪ 最近はボケが酷くて……(「最近じゃなくて昔からだろ!」というツッコミは不要です)。
ちなみに来場者数が殺到した場合は時間帯によって来場者の入れ替えを実施する予定だったみたいですが、それはなかったですから特定の時間に人が集中するということはなかったのでしょう。
で、我がブースでの私なのですが、大阪市営渡船旅行記を中心に日本最長路線バス旅行記やコミュニティバス関連の作品を説明しておりました。
さらに大阪ではゲームブックも反応があって嬉しかったです。以前もそうだったのですが、大阪は東京と比べてゲームブックに興味をお持ちいただけることが多いです。ですからゲームブックの新刊を作るなら、大阪出展に合わせた方がいいのかもなぁとも思ったり。
なお、ブースにいらっしゃった皆様の男女比は5:5くらいでした。年代はいつもよりも若い方が多かったように感じます。
◆
それでは今回のご報告です。
新刊はトラベルゲームブック『クーデレ留学生とあの日の約束』、東京のコミュニティバスのデータを路線ごとにまとめた『2021年上半期版 東京都コミュニティバス全路線データブック』の『特別区編』『南&西多摩編』『北多摩編』の計4種類でした。南&西多摩編は今回がシリーズ初刊行、北多摩編はイベント初頒布(文フリ東京でも頒布してません)でした。
今回は以下の作品が完売となりました(事前に予約いただいていた作品を除く)。
・大阪市営渡船旅行記
・日本最長路線バス旅行記
なお、総部数は前回出展時(第七回文学フリマ大阪)と比べ、微増となりました。やはり大阪が舞台の大阪市営渡船旅行記の存在が大きかったということにつきますね。
◆
さて、次の出展ですが、11月に開催の第三十三回文学フリマ東京の予定です。そのほか、何か動きがありましたらブログ支店やツイッターなどでお知らせします。
次回の更新は10月中の予定です。近況報告をします。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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