コミックマーケット96のお礼とご報告&今後の予定
いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。
8月9 ~ 12日に東京ビッグサイトにてコミックマーケット96が開催され、12日に出展した『そよ風文芸食堂』のブースにはたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
まずは皆様に御礼を申し上げます。
本をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。何かのご参考になれば幸いでございます。また、これが旅立ちのきっかけになれなら私も嬉しいです。ぜひ本をお楽しみください。
立ち読みや雑談をしていただいた方、ありがとうございます。貴重なお時間をいただき、大変恐縮でございます。
本に関することはもちろん、鉄道やバスなどについてもお訊ねいただければ色々とお応えできるかと存じますので、ぜひまたお気軽にお立ち寄りください。
イベントに参加した全ての皆様、ありがとうございます。お疲れ様でした。これからも一緒に活動を続けていきましょう!
なお、今回もいくつかの作品が完売となり、お買い求めいただけなかった方がたくさんいらっしゃいました。申し訳がありません。次回の出展時に増刷しますので、お許しください。
◆
では、当日の私についてお話しします。
いつものように今回も東京メトロ有楽町線で豊洲へ。重い荷物を運びながらということで、最寄り駅からエスカレーターやエレベーターだけで移動できる(階段を使わずに移動できる)こちらのルートを採用しているのです。そしてここから都営バスで東京ビッグサイトへ移動します。
ただし、今回使うことにした都営バスの系統は門19甲系統にしました。臨時便(国展系統)や東16系統は車内が混雑している可能性が高いので、避けた次第です。門19甲系統はそれらの系統と比べると遠回りになり、所要時間も多めにかかってしまいますけどね。ただ、こちらの系統だと座席に座れる確率が高く、しかも涼みながら移動できるという利点があります。
豊洲駅のバス停では門19項系統のバスを待っていた辰巳団地にお住まいの方(50~60代くらいの女性)と世間話をさせていただきました。色々と地域の情報もいただきました。降りる際には『熱中症にお気を付けて』とお気遣いもいただき、ありがとうございます。
なお、門19甲系統は今回の新刊のひとつ『2019年上半期版 東京都コミュニティバス全路線データブック ~特別区編~』の表紙にもなっている江東区コミュニティバス『しおかぜ』辰巳ルートと同じ地域を走ります(一部の区間ですが)。その取材に来た時のことを思い出しながら東京ビッグサイトへ向かっておりました。
また、今回のコミックマーケット96は4日間開催ということで、どんな状況になるのかな(一般参加者の皆様が分散するのかもしれないなぁなど)と思いつつバスに乗っていたのですが、国際展示場駅へ近付くにしたがっていつもと変わりなく賑わっていき、それを見て『やはり好きなものへの情熱はちょっとやそっとのことでは揺るがないのだな』と確信しました。――もちろん、私もそうですよ!
こうして東京ビッグサイトに到着。ちなみに今回はいつもと違い、サークル入場時にはチケットと引き替えにリストバンドを受け取り、専用の場所でそれを付けてからの入場です。
前述したように今回は4日間開催ということで、会場周辺の警備費用などが増加する対応策として、今回から一般参加者の皆様は入場の際に有料のリストバンドが必要になりました。出展参加者はこうして入場の際にサークルチケットと引き替えにリストバンドを受け取ります。紙のカタログには4日分のリストバンドが付いているので『いつもと変わらないよー』という方もいらっしゃったかもしれませんけどね。
ちなみに午後には入場規制が解除され、その時間以後に来場する場合はリストバンドが不要になります。また、東京オリンピック・パラリンピック終了後、東棟の利用が再開して3日間開催に戻った場合は無料に戻るかもしれないとのことです。
さて、今回もブースの位置は西2ホール(1階)。バスのエリアの島角でした。西の場合、お誕生日席よりも島角の方が後ろが広く使えるのがメリットです。もちろん、どの場所でも一長一短がありますので、私としてはいつもイベント出展の際にはいただいた場所と条件で全力でがんばるだけですよー。
そしてブースの設営後、しばらくしてイベントが開始となりました。程なく最初にブースに若い女性の方がいらっしゃって、渡し船の旅行記をお買い求めいただきました。ありがとうございます。
渡し船の本に関しては、また新刊を出したいなと考えておりますので、その際にはお立ち寄りいただけたら嬉しく思います。
その後、メロンブックスさんの営業の方がいらっしゃり、委託販売についてお話を聴かせていただきました。その時のお話ではうちの本でも受け入れてもらえそうだったので、もしかしたら今後はメロンブックスさんにお世話になるかもしれません。
ちなみに在庫が余ったらイベント帰りにお任せしようかとも考えていたのですが、結果から申し上げますと新刊はほとんど旅立っていってしまったので委託に出すものが手元に残らなかったのです。それが申し訳なかったなぁと。
ただ、近日中に増刷する予定があるので、その際には問い合わせをしてみようかと思っています。メロンブックスの皆様、その時はよろしくお願いいたします。
そういえば、通販のお問い合わせも結構いただいているので、今後は考えないといけないのかもしれませんね……。
その後、雑誌の取材の方や自治体の関係の方、コミュニティバス関係(運転手さんなど)の方ほか、たくさんお見えになりました。楽しくお話しさせていただきました。何かございましたらお気軽にご連絡いただければと存じます。お力になれることがあれば、協力させていただきます。
今回の新刊である東京都コミュニティバス全路線データブックですが、従来から発行している特別区編に加え、北多摩編を新規発行しました。皆様とのコミュニティバスの話題では、路線の改訂が多いということや路線の特徴などのお話が多かったです。
コミュニティバスでは運行日が限定されている路線や運行本数が少ない路線もあり、その辺の大変さを共感いただくこともあって嬉しかったですねぇ。
常連の皆様や応援してくださっている方もたくさんお見えになりました。
新刊を楽しみにしてくれている方や応援してますとおっしゃっていただいた方、リクエストをお寄せいただいた方、ゲームブックをお求めの方、ツイッターを見てますとおっしゃっていただいた方など、本当に嬉しく思います。心が折れそうになることもありますが、皆様がいらっしゃるからこそもう少しだけがんばろうと奮起できます。私としては新刊を出すことでお応えしようかと考えております。これからもがんばりますっ!
さて、今回の新刊のひとつ『東京東部 東武バス旅行記』についてですが、その沿線の皆様がたくさんお見えになりました。『これを買いに来たんですよー』『●●(沿線地域名)に住んでるんですよ』『この近くに住んでます』など、地域の話題で盛り上がりました。私もそちらの地域に縁がある人間ですので嬉しかったです。
全てをご紹介するのは難しいのでその中からいくつか具体的に書きますと、まずはお化け煙突の話題に触れてくださる方がいらっしゃいました。お化け煙突は旅行記内で紹介しています。また、西六町経由の綾20・22系統のこと、葛飾営業所のこと、五反野駅のバス(五28系統)、竹14系統の瀬崎中央経由のことなど、書ききれないくらいにたくさんのお話をさせていただきました。
なお、東武バス旅行記は午後の早い時間に完売してしまい、お求めいただけなかった方をたくさん出してしまいました。次回出展時に増刷しますので、お許しください。
今回は英語版のバスの本も手応えがありました。また、ネコの本は通りかがりに指差しして『ニャー』と鳴き声を真似る外国人の方がいらっしゃいましたねー。国際的ですねー。
多摩地域の方も多くいらっしゃいました。青梅市や小平市、西東京市、武蔵野市、武蔵村山市、立川市、国立市など、挙げるとキリがないくらいです。ほぼ全ての自治体の方がいらっしゃったのではないかという感じかもしれません。その関係でおのずと多摩地域 都バス旅行記や北多摩コミュニティバス旅行記などの話題が多く挙がっておりました。
もちろん、特別区も港区や千代田区、大田区、練馬区など、たくさんいらっしゃってましたよー(ちぃばす、風ぐるま、たまちゃんバス、みどりバスの話題など)。
また、相変わらず、コミュニティバス路線図は人気がありました。今回はいつも以上に数を刷っていった(前回の1.5倍くらいは刷ったはず)のですが、それでも足りなくなってしまったので、次はもっと刷って持っていきます……。
全体的な印象ですが、11時頃までは西ホール内が意外に涼しかったです。でもその時間を過ぎると明らかに気温が上がる(暑くなった)と感じましたねぇ。それだけ来場者の皆様が増えたということなのでしょう。なお、シャッターが開いたあとは当然、気温が上がりました……。
また、今回はブースには午前中から15時くらいまでが断続的にどなたかがいらっしゃってました。混雑している時にいらっしゃった方が、空いた時間帯に戻ってきてくださるということもありました。本当に嬉しいです。その一方でブースでどの本にしようか迷っているうちに隣にいた方に最後の一冊が渡り、新刊がなくなるという状況になってしまった方もいらっしゃり、申し訳なかったです。
搬入可能な数には限りがありますので、次回の出展時には動きの少ない本に関しては、持ち込み数を減らすかもしれません。その分、コミュニティバス関係の本を増やしたいと考えています。
それと今回もコミュニティバス関係の本を全種類お買い上げの方がいらっしゃいました。ありがとうこざいます!! そういう時、嬉しすぎて放心状態になっちゃいますよね。本をがんばって作って良かったなぁって思います。『この瞬間のために生きてるんだー』って感じます。
なお、ブースにいらっしゃった皆様の年代は10代くらいの方から高齢者の方まで。地域としては関西など、遠くからお見えになった方もいらっしゃったようです。男女比は7:3くらいで、前回より少しだけ女性の方が増えた感じです。
こうしてイベントは終了し、三本締めと万歳三唱で終わりました。
◆
それでは今回のご報告です。
新刊は東京のコミュニティバスのデータを路線ごとにまとめた『東京都コミュニティバス全路線データブック~特別区編~』と『北多摩編』、1日1往復以下など運行本数の少ない路線に多数乗った『東京東部 東武バス旅行記』、英語版のバスの本(2種類)、そのほか文学フリマで発行した旅行記など計8種類でした。
コミュニティバス全路線データブックや東武バス旅行記などは、本文フルカラーで100ページ越え(計3種類)。正気の沙汰じゃありませんよね……(我ながらよく作りました……)。
完売でお買い求めいただけなかった方が多数いらっしゃいますので、次の出展時には各作品を増刷いたします。もちろん、出展ができればということが前提になりますが。
今回は以下の作品が完売となりました。
・JR北海道 乗りつぶし旅行記(告知はしてなかったのですが、陳列してました)
・たまたま? たまに! 多摩地域都バス旅行記
・東京横断(渋谷駅→小仏) 京王バス旅行記
・東京21区81路線! コミュニティバス旅行記
・2019年上半期版 東京都コミュニティバス全路線データブック ~特別区編~
・2019年上半期版 東京都コミュニティバス全路線データブック ~北多摩編~(納本用に1部確保しますので、在庫はゼロとなります)
・東京東部 東武バス旅行記
・茨城県日立市 大甕神社&自動運転バス旅行記
・東京都コミュニティバス路線図
なお、総部数は前回(コミックマーケット95)より増となりました。
いつもながら増刷数は前回出展時を参考に決めているので、事前に最適な冊数をご用意するのが難しいです。どうかご容赦ください。完売となった作品は次回出展時には増刷する予定です。
◆
次回の出展ですが、9月8日に大阪・大阪市のOMMビルで開催の第七回文学フリマ大阪を予定しています。
コミックマーケット96で新刊のほとんどが旅立っていった(ありがたいことです)ので、これから急いで増刷します。ただ、大阪は遠征となりますので東京と比べて持ち込み数は大幅に少なくなると思います。
次回の更新は今月中の予定です。第七回文学フリマ大阪の出展情報を公開します。ただ、出展内容はコミックマーケット96とほとんど変わらないと思います。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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