第三回文学フリマ前橋のお礼とご報告
いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。
3月24日に群馬県前橋市の前橋プラザ元気21 にぎわいホールで開催された、第三回文学フリマ前橋の『そよ風文芸食堂』のブースにはたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
まずは皆様に御礼を申し上げます。
本をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。これからも日常の中に埋もれている素敵な非日常を見つける旅を続けていきます。また、皆様が旅をする際に、私の本が何かの参考になれば嬉しいです。
立ち読みや雑談をしていただいた方、ありがとうございます。貴重なお時間をいただき、大変恐縮でございます。
今回はじっくりとお話しすることが出来たのではないかと思います。皆様に元気をお分けできていたら良いなぁと感じております。またお気軽にお立ち寄りください。
イベントに参加した全ての皆様、ありがとうございます。お疲れ様でした。これからも一緒に活動を続けていきましょう!
◆
では、当日の私についてお話しします。
今回も前回(第二回文学フリマ前橋)に引き続き、当日の早朝に東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)で都内から移動しました。私の場合はJR高崎線経由よりもこちらの方が安くて早いんですよね。ただし、伊勢崎線経由だと高崎線経由と比べて運行本数が少ないので、その点は注意しないといけませんが。
ちなみにこの日は親切な車掌さんのおかげで予定よりも1本早い列車に乗り継ぐことが出来ました。通常のダイヤだと乗り継げないはずなのですが、乗換駅で発車を待ってくれたおかげで乗り継げたんですよ。おかげで前橋到着が予定より30分ほど早まることになり、これは嬉しい誤算!
車掌さん、ありがたや~ありがたや~。
その後、太田では普通・伊勢崎行きに乗り継ぎ。こちらでは今まで乗ってきた列車の到着ホームと、伊勢崎行きの列車が停車しているホームが別(列車によっては同一ホーム乗り換えが可能な場合もあります)だったので、改札階へ降りてから再びホームへ上っての乗り換えとなりました。もっとも、乗り換えの時間に余裕があるので、焦らずゆっくりと移動できましたけどね。
さらに伊勢崎到着後はJR両毛線へ。ここでの待ち時間は20分くらいでした。
なお、ホームには高崎方面へ向かう回送列車が停車中で、『空気を運ぶくらいならそれに乗せてくれぇ!』と心の中で叫びながら列車の到着を待ってました。
↑伊勢崎に停車中の回送列車
ホームは寒い風が吹いていて、しかも風が避けられる待合室は満席状態でしたから……。
なお、本町まで行く路線は多数あり、乗り場も運行会社もバラバラ。ただ、今回は路線バス時刻表を作っておいた(左の画像参照)ので、直近にどの乗り場からバスが発車するのかが一目瞭然なのですよ!
我ながら便利なものを作ったものです。ちなみに到着したタイミングでは直近に3つか4つの乗り場からバスが発車する予定でしたが、その中で――
・ノンステップ車が来そうな路線(荷物が多くても、ノンステップ車なら乗り降りが楽なので)
・コミュニティバスではない路線(コミュニティバスは小型車両なので避けました)
↑前橋駅前に停車中の路線バス
というわけで、1番乗り場の前橋公園行きに乗った次第です(運賃はどの路線に乗っても同じで、大人100円)。ただ、この路線は前橋駅始発ではないので、同じ時刻に発車する他の路線よりも到着が遅れたというのは誤算でした(遅延は2分ほど)。まぁ、待っている間はバスの写真を撮りまくっていたのでいいんですけどっ♪ 時間の有効活用ですよ~♪
本町バス停に到着後は会場へ。お隣のブースは同じ鉄道・交通系の佐々山電鉄さん。設営中からイベント終了まで鉄道やバスの話で盛り上がりました。その節はありがとうございました。
←前橋プラザ元気21
なお、文学フリマ前橋には昨年に引き続いての出展なので、雰囲気や流れはだいたいイメージがついております。そして今回もだいたいその予想通りとなりました。
具体的にいうと、市の施設が併設されているということもあって通りがかりの一般の方が多く、年齢層は高め(50代以降と思われる方が多いです)。私は色々な即売会に出展・一般で参加したことがありますが、ここまで来場者の年齢層が高めなのは珍しいかもしれません。それとほかの地域やイベントと比べて内輪感があまりないので、作品そのものを客観的に見ていただける感じです。
また、年代が高めの方が多い一方で親子連れも多く、立ち寄っていただいたお子様にはお菓子を差し上げました。
今回のブースは群馬県・栃木県・茨城県のそれぞれを旅した旅行記を『北関東旅行記コーナー』として、一番目立つ場所へ陳列しました。群馬県代表は渡船旅行記、栃木県代表は喜連川旅行記、茨城県代表は大甕神社&自動運転バス旅行記です。反応はやはり群馬県代表の渡船旅行記が一番良く、喜連川旅行記と大甕神社&自動運転バス旅行記は同じくらいでした。
←今回のブース
また、ブースには高崎のダルマ、横川の釜飯、館林の分福茶釜、群馬県を走る特急〔りょうもう〕の下敷き、伊勢崎の田島弥平旧宅(世界遺産)のティッシュペーパーなども並べ、群馬県バージョンのブースとなっておりました。
文フリ前橋はブースの面積が他の地域の文学フリマよりも広いので、色々と並べられます。ただ、ブースを群馬県バージョンにするために上記の色々なものを置くので、並べられる作品の種類や持ち込める作品の冊数が減ってしまうのが難点ですね……。なお、文フリ東京でのブースは通常バージョン戻ります。
さて、今回の出展で最初に本をお買い上げいただいたのは前橋市長! 開場後、すぐにいらっしゃいまして、コミュニティバスや交通行政についてお話をさせていただきました。何かの参考になれば幸いでございます。その後、ブースにお立ち寄りいただいた方にはコミュニティバスや渡し船などのお話を中心にしておりました。
↑群馬県に関する色々なものを並べてます
また、しまや出版さんのリレー小説にも参加させていただきました。ただ、ブースにお立ち寄りいただいた皆様とお話ししている時間が長く、しかもトップバッターだったのであまり留めておくのもまずいなと思い、2行しか書けずに回してしまいました。次の機会がありましたら、もう少し書けるように時間を工面したいと考えております。
イベント中には新聞社の方やテレビ局の方の取材も入りまして、テレビではイベントを伝えるニュースの冒頭のシーン、毎日新聞 群馬県版では私のコメントを掲載していただきました。
テレビニュースはこちら。https://www.youtube.com/watch?v=eZNl4m7NPLM
新聞記事はこちら。https://mainichi.jp/articles/20190325/ddl/k10/040/023000c
上記のようにテレビニュースはyoutube、新聞はネット上で有料記事として見られます。なお、地方版の新聞は東京では手に入らないということなので、国会図書館へ行って記事をプリントアウトしてきました。それだとプリントアウト1枚15円で手に入りますし、閲覧だけなら無料です。
国会図書館でなくても各地の図書館で新聞のデータベースを提供しているところがありますので、皆様がご覧になる際にはそちらをご利用なさるのもよいかと存じます。
こうして時間はあっという間に経過していき、16時にイベント終了となりました。皆様、お疲れさまでした。なお、来場者数は文フリ東京と比べると少ないのですが、忙しさや充実度はそんなに変わらないなというのが私の印象です。
――そして皆様、片付けが速すぎますよぉ! 私、取り残され気味で焦りました……。
さて、会場を出たあとは往路と同じルートで帰宅。急がないと当日中に帰れなくなってしまいますので、多少の緊張感はあります。
まずは本町バス停からバスで前橋駅へ。ただ、『路線バスあるある』として、時刻表通りにバスが来ないというやつになりまして、前橋駅の到着が数分遅れました。さらに両毛線が何かのトラブルで数分の遅延。結果、伊勢崎では遅延なしなら乗り継げていたはずの列車に乗り継げず、予定より1本遅い列車へ乗ることとなりました。
なお、まさかこの出来事が、のちのちに巻き込まれる大きなトラブルの伏線になっていようとは……。
伊勢崎からは17時57分発の普通列車に乗り、太田へ移動。この列車の車内ではカップ酒2本をゲボゲボ言いながら飲んでいる60代くらいのおっちゃんが隣に座りまして、いつ吐くかとビクビクしながらの移動となりました。車内が混んできてましたし、大きな荷物もあるので別の座席に移動することが出来なかったんですよね……。
だから心の中でずっと『お願いだから車内で吐かないでくれー』って祈り続けてました。
その後、18時25分に太田へ到着。ここから18時27分発の特急〔りょうもう44号〕で都内まで移動します。同一ホーム乗り換えなので、往路と違って楽に乗り継げます。やはり特急での移動は楽ですねぇ。また、この時間帯は昼間よりも特急料金が割引となるのも嬉しいです。
←乗車券・特急券
それからしばらくは順調に進み、19時16分に東武動物公園へ到着。そしてここでトラブルに巻き込まれることになります。なぜか特急が運転打ち切りになり、乗客全員が降ろされることになったのですよ……。
騒然とする車内とホーム。やがてスピーカーから流れてきた駅員さんの説明によると、『現在、西新井~竹ノ塚において警察要請による線路内確認をおこなっている』とのこと。この影響で特急は打ち切りとなったわけです。ちなみに浅草~久喜・南栗橋は上下線で運転見合わせで、運転再開のメドはたっていないという状況。
後日分かったことですが、どうやら線路内に爆発物だか何だかを仕掛けたという電話が警察に入ったらしいです。
この影響で東武動物公園では1時間の足止めとなりました。なお、私は自宅が都内なので帰り着けましたが、同じ車両に乗っていた関西からいらっしゃったらしき方は『飛行機に間に合わない』と電話で話していて、本当にこういうイタズラはやめてもらいたいです。
こうして最後まで色々とありましたが、なんとか自宅へ辿り着いて今回のイベント出展は終了となりました。
◆
新刊は可愛い動物たちの写真を収録した『旅で出会ったネコと動物フォトブック』と茨城県日立市の大甕神社や自動運転バスの体験乗車に参加した記録をまとめた『茨城県日立市 大甕神社&自動運転バス旅行記』でした。
実はそのほかにも『とある旅行記』があったのですが、お気づきになった方はいらっしゃいますでしょうかねぇ?
今回は以下の作品が完売となりました。
・大和八木~新宮167km! 日本最長路線バス旅行記
なお、総部数は前回(第二回文学フリマ前橋)より微増となりました。イベントの規模を考えると満足のゆく結果ではないかと思います。
◆
次回の出展ですが、5月6日に東京都大田区平和島の東京流通センターで開催の第二十八回文学フリマ東京です。近日中に当ブログ支店にて出展情報や新刊情報などを公開する予定です。なお、Webカタログではすでに情報を公開していますので、よろしければそちらもご覧ください。
Webカタログはこちら。 https://c.bunfree.net/c/tokyo28/!/%E3%82%A6/19
ただし、諸事情によりこのまま活動休止ということもあり得ますので、その時はご容赦ください。
次回の更新は4月中の予定です。第二十八回文学フリマ東京の出展情報や在庫・増刷状況を公開しようと考えています。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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