第27回島村渡船フェスタ旅行記
支店長の湯浅でございます。今回は5月15日に群馬・伊勢崎市で開催された第27回島村渡船フェスタ旅行記を公開します。
今年で9年連続9回目(ただし、中止となった25回と26回を除く)の参加となりました。なお、過去の参加記録は以下をご参照ください。
・第17回島村渡船フェスタ(2012年)の様子は『渡船が結ぶもの ~関東に残る渡し船の記録~』にてご覧ください。
・第18回島村渡船フェスタ(2013年)の様子はこちら。
・第19回島村渡船フェスタ(2014年)の様子はこちら。
・第20島村渡船フェスタ(2015年)の様子はこちら。
・第21回島村渡船フェスタ(2016年)の様子はこちら。
・第22回島村渡船フェスタ(2017年)の様子はこちら。
・第23回島村渡船フェスタ(2018年)の様子はこちら。
・第24回島村渡船フェスタ(2019年)の様子はこちら。
・第25回(2020年)と第26回(2021年)は中止です。
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今回もいつもと同様に東武伊勢崎線の境町駅からスタート。ただ、シャトルバスは休止中(バス停は残っていますが、実質的に廃止のような……)でコミュニティバスは開会時間の9時00分に間に合わないということで、久しぶりに駅から会場まで徒歩で移動します。いやぁ、近年はバスで会場近くまで移動していたので、徒歩移動は何年ぶりでしょうか。
ちなみに自宅の出発は朝4時台で、最寄り駅まで数キロの徒歩移動。境町駅へ到着後も数キロの徒歩移動なので、久しぶりに筋肉痛になりそうですな~、ハッハッハ♪
それと第25回と第26回が中止ということで、境町駅周辺を訪れるのは3年ぶりとなります。そのため、町の様子も歩きながら観察することにします。
さて、まずは駅前ですが、コミュニティバスのバス停(境町駅南口)の位置が変わっていました。レンガ倉庫の横となっております。経由する路線も大幅に変更となっていますので、皆様もご利用の際にはご注意ください。コミュニティバス『あおぞら』の運賃は200円(全路線が1日乗り放題)です。
境町駅の到着後は会場の水辺プラザ公園(島村渡船場の横にあります)へ向かって徒歩で出発。何度も来ている関係上、経路はすでに分かっているので、その通りに進んでいきます。途中には新しい道が出来ていたり、廃業になった商店があったり。まぁ、それでもメインルートは変わっておりません。
そして『島村渡船フェスタ』の黄色い幟や看板は今回も沿線にありました。それを見ると今年は開催されたんだなぁと感慨深いものがありますねぇ。
その後、中島橋を渡ると、今回の会場まではもうすぐ。また、その手前では交通整理をしている方がいらっしゃって、周囲の道路は場所によって一方通行の措置がとられていました(これはいつもと同じ)。
そのため、私がその方(警察のOBさんっぽい)に、
「人間は通っても大丈夫ですか~?」
と、たずねると、
「人間はどうぞ~」
ということで、そこを通って会場へ到着となりました。8時30分ごろだったと思います。
この時、水辺プラザ公園の駐車場ではロコドル(地域アイドル)みたいな女性集団とすれ違ったんですよね。
私はその分野に疎いので、たぶんそうだろうなーくらいの感覚ですけど(帰宅後にネットで見て『あー、あの時にすれ違った子たちっぽい?』みたいな。ただ、会場には高校生くらいの女の子もいたので、そっちかもしんない)。
で、イベント開始までまだ時間があるので、このタイミングを利用して渡船場(左岸)の様子を見に行ってきました。すると河川敷の一部は例年通り駐車場として利用されていましたが、規模はやはり小さかったですね……。
なお、船頭さんの小屋は土手の上にそのまま残ってました。案内看板などもそのまま。ただ、船着き場は荒れ果てていて、無残な感じです。その時に車の屋根にカヌーを積んでやってきていた人たちもいたのですが、その惨状を見てカヌーをやらずに帰っていったようです(会場へ戻る時にその車が去っていった)。
あるいは今回のイベントでは渡船や自衛隊の船の乗船など、川関連のイベントがないのを知らなかったのかも?
こうして左岸の確認を終え、会場へ戻って自衛隊の車輌などを拝見していると、ようやくステージでのイベントがスタート。その後は警察の白バイを拝見したり(警察官の方と少しお話をしました)、ゆるキャラのくわまるの写真を撮らせていただくなどして過ごし、シャトルバスで右岸(南側)へ移動です。
こちらでは世界遺産の田島弥平旧宅関連のイベントがいくつか開催されています。いつものように建物の公開などがおこなわれていましたが、左岸(北側)と比べるとご年配の方が多かった印象ですね。お子様連れは少なかったかなぁ。
それと門の改修がおこなわれている関係なのか、今回は漆喰塗りの体験が出来ました。せっかくなので塗らせていただきましたよ~。プロの皆様の作業を見させていただきましたが、実際にやるのは難しい……(当たり前)。
その時にベテランさんから聞いた話だと、5年くらいやればうまく塗れるとおっしゃってました。また、若手さんにも漆喰に関してのことを聞いたり、私は皆様に質問したり、大変勉強になりました。
建物の方では生きてる蚕がいるなど、展示の種類や内容も少しずつ変化していて楽しかったです。何回も参加していますが、今回初めて知った事実もあって、1回だけじゃ分からないこともたくさんあるんだなぁとあらためて思ったり。
なお、漆喰塗り体験をしたあとはスタンプラリーをして、記念品をいただきました。このスタンプラリーの対象となっている場所では内部を公開しているところもあり、それを見るのも今回が初めてでしたねー。急な階段を上り下りしたり、なぜかパチンコ大放出だったり。
そしてスタンプラリーのあとは旧小学校の案内所に寄り、右岸の渡船場へ。こちらも左岸と同様に看板関係は残ってましたが、船着き場では船を呼ぶための旗を揚げるポールが撤去されてました。なんか富田渡船のことを思い出します。あちらも土台しか痕跡がなくなってましたが、そうなっていくんでしょうかねぇ……。
こうして渡船場を確認すると、あとは境町駅へ戻るだけ。ここから境町駅への移動ではコミュニティバスに乗りましたが、運転手さんの話だと、なんか制度や運行会社の事情が4月から変わったっぽいです(内容は秘密♪)。そのため、どうなるのかしばらく経過を見守ろうと思ってます。
――今回はこんな感じです。ネット上では左岸やロコドルさん関係の情報が多いようですが、右岸も何度来ても面白いと思うので、皆様も次の機会にはぜひ!
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次回の更新は未定ですが、5月~6月の間に文学フリマ関連のご報告などをする予定です。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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