第三十二回文学フリマ東京の御礼とご報告
いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。
2021年5月16日に東京・大田区の東京流通センターにて第三十二回文学フリマ東京が開催され、『そよ風文芸食堂』のブースにはたくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございます!
特に今回は社会状況が最悪な中での開催となり、それでもこうして実施できたことは奇跡に近いのではないかと思います。一般・出展問わず全ての参加者の皆様、事務局ほか関係各所の皆様に厚く御礼申し上げます。
本をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。読者の皆様に少しでも楽しんでいただけたら幸いでございます。
応援していただいている想いに応え、私自身もますますがんばっていきます。さらなる展開をしていく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。
立ち読みや雑談をしていただいた方、ありがとうございます。貴重なお時間をいただき、大変恐縮でございます。
色々と興味を持っていただき、嬉しく思います。こうして対面でやり取りできる機会は貴重ですので、またお気軽にいらっしゃってください。
◆
では、当日の私についてお話しします。
今回も出展者向け開場時間が10時30分(通常時よりも30分遅い)ということで、ゆったりと自宅を出発しました。また、午後から天気が雨になるとのことでしたので、なるべく濡れずに移動できる経路を選択しました。
通常時は品川駅から都営バスで大田市場北へ行き、そこから徒歩移動ですが、雨の時は大森駅から京浜急行バスで東京流通センターへ移動します。というわけで、今回は後者です。
それにしても最後にモノレールで移動したのはいつのことでしょうか。懐かしい……何もかもが懐かしい……。
東京流通センターに到着後は建物の南側にあるスロープを上がって会場へ。そして入口では検温と接触確認アプリCOCOAの確認となります。これらは前回と同じ措置ですね。
ただ、未だにガラケー民の私は今回も連絡先を書いたココア(左の写真参照)を提示して入ることとなりました。私もそろそろスマホを導入した方が良いですかねぇ。ま、あと数年で強制的にスマホに移行させられる(サ終の関係)ので、バッテリーがダメにならない限りはそのままかも。
ちなみにココア繋がりということで、今回も作品をお買い求めいただいた皆様に先着でココアシガレットをオマケで差し上げました。第三十一回の時と同じお店で大量買いをしたので、そろそろ店員さんに『あー、この人、また買い占めに来たよ』と思われた可能性が微レ存。
さて、今回のブースの位置は柱の横。文フリ東京ではよくこのシチュエーションになります。もはや『柱の男』と言っても過言ではありません。もっとも、『柱の男は太陽の光に弱い』ということで太陽拳で一発死というのも困りますが。それと最近は『柱』というと鬼を滅する刃の作品のイメージが強いですよね。
話が逸れましたが、柱の横というのは覚えやすいのでありがたいです。
また、今回は左隣が柱、右隣が欠席サークルさんのスペースということで、空間が確保されておりました。ぼっち 孤高のオイラにはピッタリだぜぇ……。
入場後はブースの設営となります。もう何十回とやってきているので慣れたもんです。そして最後に鉄道模型の自動運転システムを組み立てます。前回は単線(左)でしたが、今回は複線化(右)しました。
また、新刊のトラベルゲームブック『クーデレ留学生とあの日の約束』の重要な経由地が信州となっているので、車両は長野電鉄・アルピコ交通・上田電鉄・JR中央本線 辰野支線という信州のものを揃えてみました。
そのほか、都電荒川線や鹿島臨海鉄道のラッピング車両、東武バス・都営バス・ジェイアールバス関東なども用意してみました。
本当は飯田線やしなの鉄道などもあれば良かったのですが、そこまで増備する予算がなかったんですよ……。
こうして作業が進み、ようやく完成――と思いきや、ここでトラブル発生。なんと自動往復運転が作動しないッ!!
配線を確認してみますが間違いはなし。接触にも問題なし。電池切れでもなし。そこで試しに通常運転をさせてみると、そちらはきちんと動くので通電はしているようです。原因が分からん……。
結局、色々と試しているうちに12時となってイベントが開始。あぁ、せっかく用意したのに、動かせないまま終わってしまうのか……。
ようやく原因が分かったのが、イベント開始から30分ほど経った頃。どうやら自動運転システムのセンサー(cds)が反応していないようでした。なぜそうなったのかというと、会場が明るすぎてセンサーが車両の通過を認識できなかったわけです。
そこで急遽、紙でセンサーに細工をして、ようやく正常に動くようになりました。
最後まで諦めちゃいけません。原因を突き止めて対処できるものは対処する。アポロ13号ではないですが、その場にあるもの・与えられた環境で対処できることもあるのです。
結果、今回は長野電鉄とアルピコ交通をずっと往復運転させてました。今回も電池交換は必要ありませんでした。しかも前回に引き続きで使っていますが、それでも切れていないので単3電池の容量スゲーです。
その後は通常通りに皆様へ新刊の紹介などをしておりました。椅子には一切座らず、何かを食べるということもなく水分(ペットボトルのお茶)補給のみ。ただ、マスクがあるので飲む量は減りましたね。
さて、今回は前回よりも来場者の皆様の数が減ったような感じがしました。でもこの社会状況では仕方ありませんね。それでもブースにいらっしゃる方はたくさんいらっしゃいまして、嬉しかったです。特にコミュニティバスや渡し船、ゲームブックに興味を持っていただいて、本を作って良かったなぁと感じました。
また、以前にご覧いただいた本が面白かったとおっしゃっていただけた方もいらっしゃって、今後もがんばろうという気持ちが倍増しました。
ブースにはアルコール液やウェットティッシュ、北斗星コイントレーなどをご用意しました。今回は事務局さんがテーブルのサイズを大きくしてくれたので、余裕を持って配置できました。ありがたいことです。
一方、前回は持っていったフェイスガード代わりのひょっとこの面(鋼鐵塚さんとは関係ありません)は、荷物の容量オーバーの関係で持っていけなかったのが心残りです。ま、持っていっても飾っておくだけというか、お守り代わりなんですけどね……。
また、今回は時間帯によって一般入場者の入れ替えが実施されるとのことでしたが、そこまで会場が密になるということはありませんでした。14時くらいに入れ替えの放送はありましたが、その時でも一旦退場してからあらためて入り直すことが出来たとのことですし、その後は入れ替えが不要な人数だったようですし。
なお、ブースにいらっしゃった皆様の男女比は6:4くらいでした。年代は平均的で偏りは感じられませんでしたが、しいていえば鉄道模型の関係もあってお子様連れの割合が増えたということでしょうか。
◆
新刊はトラベルゲームブック『クーデレ留学生とあの日の約束』、東京のコミュニティバスのデータを路線ごとにまとめた『東京都コミュニティバス全路線データブック』の『特別区編』と『南&西多摩編』の計3種類でした。南&西多摩編は今回がシリーズ初刊行でした。
今回は以下の作品が完売となりました(事前に予約いただいていた作品を除く)。
・渡船が結ぶもの ~関東に残る渡し船の記録~
なお、総部数は前回出展時(第三十一回文学フリマ東京)と比べ、減となりました。前回が良すぎたということやコロナ禍ということもあるかもしれませんが、因果関係なんて分かりませんから、私としてはもっともっとがんばるだけです。
◆
さて、次の出展ですが、現時点では未定です。関西方面への遠征は考えていますが、いつどこにするかは分かりません。
次回の更新は6月中の予定です。近況報告をします。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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