第22回島村渡船フェスタ旅行記
いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。
今回は2017年5月21日に行なわれた『第22回島村渡船フェスタ』の旅行記を公開します。今年で6年連続6回目の参加となりました。
また、島村渡船フェスタに参加したあとは、NKKの大河ドラマ『真田丸』でも登場した『犬伏の別れ』の地にも寄ってきましたので、その様子も併せて公開します。情報満載ですよーっ!
なお、過去の参加記録は以下をご参照ください。
・第17回島村渡船フェスタ(2012年)の様子は『特別編 島村渡船フェスタ旅行記』および『私鉄と路線バスで行く 1都5県渡船旅行記』にてご覧ください。
・第18回島村渡船フェスタ(2013年)の様子はこちら。
・第19回島村渡船フェスタ(2014年)の様子はこちら。
・第20島村渡船フェスタ(2015年)の様子はこちら。
・第21回島村渡船フェスタ(2016年)の様子はこちら。
◆
今回もスタートは東武伊勢崎線の境町駅――といきたいところですが、少しだけ出発前のお話。実は直前まで小説を書いていまして、睡眠時間ゼロの状態で電車に乗ることになりました。
しかもダイヤ改正の影響で、以前は太田まで直通していた列車が1日1本(早朝)となり、それに乗れなくなってしまったんですね。だから電車で寝ていこうにも去年までほどの睡眠時間は確保できなくなりました。
それでも往路で乗る電車は館林まで行きますし、館林では伊勢崎行きに接続するので乗り換え回数は変わりません。
では、ちょっとだけ小説のご紹介。
最新作は『命の半分』 http://estar.jp/_novel_view?w=24643469 です。
ちなみに以前にご紹介した作品ですが、『苦手意識の変革記念日』と『切られた桜と切れない想い』が優秀作品に選ばれました。ありがとうございます。
さて、本題に戻りましょう。今回は新型特急『リバティ』も目撃しました。そして乗った電車では仮眠を取りながら館林へ。館林ではワンマン運行の伊勢崎行きへ乗り換えました。伊勢崎線では、この付近まで来ないと8000系を見ることが出来なくなってしまったんですよね。
まぁ、亀戸線や大師線、野田線(決して『アーバンパークライン』なんて名称は使わないぞ!)では見ることが出来ますが……。
境町駅に着いたあとは、ちょっと懐が寂しかったのでおカネをおろしにJAバンクへ。うちの近所にある銀行のATMは、私が電車に乗る時間にやってなかったんです。コンビニだと手数料が高くてバカみたいですし。そこで境町駅の近くにあるJAバンクを利用しようと思ったわけですね。
東京生まれ東京育ちの私にとって、JAは馴染みの薄い組織。初めて利用させていただきました。ちなみに境町駅の近くにある郵便局は日曜日にやっていないので、使えなかったんですよぉ……。
そのあとはいつものように観光シャトルバスで島村渡船フェスタ会場の横にある『利根川水辺プラザ公園』へ。
今回は70代くらいのおばあさん2人が同乗しました。でももっともっと利用者が増えるといいですね。地元の方もたくさん利用してほしいです。なくなってしまってから後悔しても遅いのですから。
なお、ここで去年と大きく異なっている事態に気付きました。それはこの駅前にあったタクシー会社の事務所が更地になっていたこと。写真で確認してみると、確かに去年の時点ではありました。
また、バスの経路の途中では怪しげな中華料理店がなくなっていて、こちらも更地に。さらに駅の近くにあった煉瓦の施設も、修復・保存の作業が始まっていました。やはり一年経つと色々と変わるものです。
会場に着くと、今回もレイアウトが変更。毎年、少しずつ変化があるのが楽しいですね。
そのあとはいつものように伊勢崎市議会議員の定方さんにご挨拶。お元気そうでなによりでした。やはり年に一度の顔見せですから、ご挨拶は欠かせません。
また、昨年は熊本地震の関係で自衛隊ボートの遊覧乗船が中止になったのですが、今年は再開となりました。
いつものように乗ってきましたよ~。また、女性自衛官の方も何人かいらっしゃいました。皆様、日本の防衛と災害などの救助、そして国連の活動などお疲れ様でございます。
自衛隊ボートの次は焼きまんじゅうの試食。こちらも島村渡船フェスタでの大人気&恒例のイベントです。群馬県の皆様にとって、焼きまんじゅうはお馴染みの食べ物です。ほかにはおやきときんぴらおこわの試食もあり、そちらもいただきました。
ただ、今回はいつもと比べて人が少ないのか、どの試食も並ばずにもらえたようでした。やはり気温が高かったせいか、参加者が少なかったんでしょうかねぇ。
会場の様子は写真をご覧ください。また、今回はなぜかクラッシックカーが来ていました。あれは何だったのでしょうか?
会場を一通り見たあとは、いよいよ渡船で対岸へ渡ります。いつもならメイン会場のある左岸(北側)と右岸(南側)を結ぶ臨時バスで右岸へ移動し、そこから渡船で左岸へ戻っています。でも今回は比較的空いていたので、左岸から渡船に乗ることにしました。それでも約1時間待ちましたけど……。
右岸に着くと、田島弥平旧宅やその近くの案内所へ。こちらも賑やかでした。
今回はツアーが復活となっていたり、建物の内部の公開(昨年は公開されていなかった畳の下も!)もしていたり、スタンプラリーを開催していたり。見応えのある内容になっていました。
もっとも、前述した場所へ行く予定があったので、すぐにここを離れることになってしまいましたけどね。
まぁ、何度も来て見ていますのでまた今度ということで。
帰りは右岸からシャトルバスで境町駅へ戻り、伊勢崎線と佐野線を乗り継いで佐野へ。ちなみに乗り換えをした館林では気温が35℃を超え、猛暑日となったようですね。どうりで暑かったわけです。
さて、佐野から向かうのは『犬伏の別れ』の地。ここは関ヶ原の戦いの直前に、真田昌幸・信之(信幸)・信繁が話し合いの末に西軍と東軍に別れたという場所。まさにその話し合いをしたという薬師堂がここにあるのです。
最寄りのバス停は佐野市バス・犬伏線の『犬伏薬師堂西』なのですが、なにせ運行本数が少ない。しかもこの時点で犬伏線に乗って犬伏薬師堂西へ行ってしまうと、帰りのバスがありません。
歩いて戻るにも3.5kmほどありますし、渡船フェスタで疲れた体にはキツイ。そこで私が考えたのが関東自動車(路線バス)の佐野新都市線を利用し、迂回して利用すること。
←左:佐野駅から佐野新都市線/右:イオンモール佐野新都市から犬伏線
まずは『イオンモール佐野新都市』へ行き、そこから犬伏線に乗り換えます。すると犬伏薬師堂西で1時間ちょっとの滞在時間で、再びイオンモール佐野新都市へ行く便に乗れるのです。
イオンモール佐野新都市から佐野駅の佐野新都市線は運行本数が多いので、乗り継ぎは容易です。ちなみに運賃ですが、私の利用していた東武鉄道の『ふらっと両毛 東武フリーパス』は、これらのバスに乗り放題なので追加料金はかかりません。
参考までに、市バスは前払い均一運賃の300円、佐野新都市線の佐野駅~イオンモール佐野新都市は後払いで210円です。また、乗車も下車も前扉で兼用するというタイプなのが面白いですね。
【佐野駅到着時点での各バス時刻】
『犬伏線』のみを利用する場合
〈往路〉
・佐野駅 16時55分発→犬伏薬師堂西 17時16分着(12便・佐野新都市バスターミナル方面最終)
〈復路〉
・この時刻以降は、どの方面のバスも運行がありません
『佐野新都市線』と『犬伏線』を乗り継ぐ場合
〈往路〉
・佐野駅 15時33分発→イオンモール佐野新都市 15時46分着(佐野新都市線)
・イオンモール佐野新都市 15時56分発→犬伏薬師堂西 16時01分着(犬伏線/11便・佐野駅方面最終)
〈復路〉
・犬伏薬師堂西 17時16分発→佐野新都市バスターミナル 17時38分着(犬伏線/12便・佐野新都市バスターミナル方面最終) ※イオンモール佐野新都市 および 佐野プレミアム・アウトレットでも乗り継ぎ可
・佐野新都市バスターミナル 17時49分発→佐野駅 18時12分着(佐野新都市線)
こうしてバスを乗り継ぎ、薬師堂に到着しました。大河ドラマの放送が終わっているせいか、静かに見学することが出来ました。近くには『別れ橋』というものもあったそうですが、現在は看板だけになっています。
ちなみにこの薬師堂がある場所は、北関東最大の前方後円墳といわれている『米山古墳』となっています。一応、ぐるりと一周してみましたが、私有地となっているようなので入ることは出来ませんでした。
薬師堂を見学したあとは犬伏線に乗り、終点の佐野新都市バスターミナルへ。こちらでも佐野新都市線に乗り継げます。ここにはジェイアールバス関東の支店もあり、高速バスが発着しています。
ここから佐野駅へ戻り、この日の旅は終了となりました。
ちなみに犬伏線の運転手さんは往路と同じ方でした。地方の運行本数が少ない路線だと、こういうことがよく起きます。
例えば、以前に岩手県・遠野のカッパ淵へ行った時に乗った早池峰バスの土淵線も、同じような感じでしたしね。
今回も帽子を被っていったのですが、肌が露出している腕や顔などは物凄く日焼けしてしまいました。さすがにこの時期は紫外線が強いですね~。
◆
今回の小旅行記はこんな感じです。一昨年は強風により渡船フェスタが午前中で打ちきりとなり、華蔵寺公園へ行きました。昨年は渋沢栄一の関係施設へ行きました。そして今年は犬伏に立ち寄りました。来年もどこかへ立ち寄ろうかなぁなんて思っています。
イベントに参加した皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした。
さて、次回の更新は6月中の予定です。近況報告をします。
本日もご来店いただき、ありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。
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