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2011年11月 9日 (水)

第十三回文学フリマ体験記【エッチでおバカな旅行記Ver.】

 いらっしゃいませ。支店長の湯浅でございます。今回は2011年11月3日に東京・大田区平和島にある東京流通センターで行われた『第十三回文学フリマ』の体験記を、当店の主力である『エッチでおバカな旅行記Ver.』で書いてみます。

 なお、内容は事実に基づいていますが、一部に妄想を含んでいますのでご了承ください。

 

 いつもなら当日の朝から話がスタートするんだけど、今回はそれよりも少しだけ時間をさかのぼって始まりたいと思う。――というのも、ボクはとても不思議な体験をしたからだ。その話を信じるか信じないかはキミ次第だけど、全国数千万のファンの女の子はもちろん信じてくれるよね?

 2011年11月2日の夜、ボクは明日に控えた第十三回文学フリマに備えて早めに眠る事にした。連日、睡眠時間を削っての作業をしていたからすぐに眠りに入る事が出来た。だが目が覚めたのはそれからたった2時間後。つまり真夜中だった。

 このまま二度寝をしてもよかったのだが、時間的に中途半端だ。もし寝坊をしてしまったら文学フリマへ参加が出来ず、ファンの女の子たちを悲しませてしまう。もし暴動でも起きたら大変なので、ボクは寝るのを諦めて朝まで起きている事にした。

 すでに荷造りなど準備を終えているため、特にする事はない。だから何気なくインターネットで他サークルさんの情報をチェックしていた。今回は相沢ナナコさんの『文学フリマお試し企画』に参加していたので、そちらをあらためて読んでいた。――相沢さん、その節はお世話になりました。ありがとうございます。

 今回、ボクは新刊として『徒歩と都バスで東奔西走!! 東京23区役所旅行記』を制作した。都バス以外の交通機関を使わず、3日間で東京23区役所+都庁へ行ったというおバカな自虐的旅行記だ。それが『お試し企画』の中でかなり異端だったので、もしかしたら反応がいいかもしれないという想いが湧き上がってくる。何の根拠もないんだけどね……。

 ちなみにボクの旅行記は本文フルカラーなので、もし業者に依頼すると本の単価がウン千円になってしまう。だから読者の皆さんに少しでも安く提供するため、コピー本にしている。つまり材料さえあればいつでも増刷出来るのだ。

 この時、ふとボクの心に『やっぱりもう少し増刷しよう』という気持ちが生まれた。それがなぜなのかは分からない。でもその事が直感的に、真夜中に目が覚めたという事と結びついたのだった。

「これはもしかしたら『文学の女神様』のお導きかもしれない――」

 今までボクの旅では常に『旅の女神様』が導いてくれていた。今度は『文学の女神様』が降臨し、導いてくれているのかもしれない。そうボクは確信し、異例の当日増刷に踏み切った。これが果たして、どんな結果につながるのかはまだ分からない。でも何か感じたのは間違いなかった。
 
 
 11月3日の朝、増刷をした新刊を荷物に加え、身だしなみを整えた。執事やメイドたち数百人の協力もあり、予定通りの時間に自宅を出る。

 今回から会場が東京流通センターへ変更になったため、経路が大きく変わる事となった。詳しくは書けないけど、東京モノレールや京浜急行バスとは別の公共交通機関を使用したとだけ公開しておくよ。もちろん、リムジンや自家用ジェットでもないよ? あれらは目立ちすぎるからね。

 なお、使ったルートは『文学フリマ参加者のためのお得な乗車券ガイド』に書いたロケハンの通りさ。興味のある方は次回出展時にブースへ立ち読みに来て、情報だけ暗記していってほしい。もし買ってもらえるのなら、ハグくらいのサービスならしちゃうよ!

 会場に到着すると、すぐに出展者の列に並んだ。入口の近くで厚紙の什器を組み立てていたのがボクさ。いつもの事だが、相変わらずみんなの嘲笑するような視線が気持ちいいっ! あぁああああぁ、もっと見てぇええええぇっ! ――というような事は考えていないから、誤解しないでくれたまえ。

 10時になると開場となり、ボクは自分のブースに行って準備を始めた。今回は2階の最奥だから人の流れがあるのかどうかが不安だ。だが1人でも新刊を待っていてくれる人がいる限り、全力を尽くすだけさ。

 オレは今、モーレツに ア太郎 熱血しているッ!

 準備をしているとあっという間に11時になり、イベントが開始となった。当初の不安とは裏腹に、開始してすぐにブースにお客さんがいらっしゃる。いつも最初のお客さんにはサービスしているので、色々と差し上げた。 

 その後、午前中はまったりムードで進行。特徴的だったのは新刊よりも『お得な乗車券ガイド(完全版)』が早々に完売してしまった事だ。買い逃しをした方もいらっしゃり、本当に申し訳ない事をした。次回は少し多めに増刷しようと思う。

 午後は次第にたくさんの方がいらっしゃり、皆様に新刊の説明をした。おバカな自虐旅なので、多くの方がニヤリとしてくれる。その反応が見られただけで、ボクは嬉しかった。そしてさらに嬉しい事に、新刊をお買い上げになる方が続出したのだ。旅行記を書き続けてきて良かったなぁと心の中で感激してしまう。
 
 常連の方もいらっしゃり、ご挨拶と雑談。元気そうな顔を見てホッと一安心だ。そしていつも楽しい時間を過ごさせてもらい、感謝で一杯だ! ありがとうっ!

 その他、色々な方とお話をした。詳しくは書けないが、たくさんの貴重なお話を聴かせていただいたとだけお知らせしておこう。

 結果的に新刊は増刷分を含めて完売。さらにその後にも買いたいという方がいらっしゃり、本当に申し訳なかった。ごめんなさい。次回出展時に増刷するので、また顔を見せに来てほしいとボクは願っている。

 ――これでハッキリしたのは、やはり今朝の出来事は『文学の女神様』のお導きだったという事だ。増刷していなかったら新刊を買えない方がもっと多かったはずだ。彼女には御礼を言いたい。ありがとう。そしてこれからも末永く見守り、ボクを導いてほしい。

 今回は既刊の旅行記もかなり反応がよかった。一方で旅行記が目立ってしまっているからなのか、ほのぼの短編小説集『しあわせランチボックス』はあまり興味を示されなかった。そろそろ『しあラン』も新刊を出すべきなのかもしれない。

 もちろん、旅行記も新刊を出し続けるつもりだ。そしてより良い旅行記にしなければならない。そのプレッシャーをポジティブに捉えつつ、努力したいと思う。

 16時になるとイベントが終了。片付けを終え、ボクは会場を出る。相変わらず帰り道には誰の姿もない。やはりまだボクの使ったルートはあまり知られていないのだろう。次回以降は増えてほしいものだ。

 こうしてボクは充実した1日を終えたのだった。

 なお、帰りに某バス停で60代くらいの方々(5人くらいのグループ)と知り合い、バスを待っている間に楽しい会話をさせていただいた。飲み屋にも誘われたが、疲れているのでお断りしてしまったのが残念だ。どうやらこの日は『文学の女神様』だけでなく『旅の女神様』も降臨していたらしい。彼女にも感謝だ!
 
(おしまいっ!)

 

 今回はエッチ度とおバカ度が低めですが、こんな感じで旅行記を書いています。よろしければ次回出展時にブースへ立ち読みにいらっしゃってください。シャイな方は立ち読みコーナーの新刊をぜひご覧ください。

 次回の更新は来月の予定です。近況報告をしようと思っています。本日もご来店いただき、ありがとうございます。

 

 追伸:文学フリマ事務局通信にトラックバックしました

 http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20111103

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