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2010年12月

2010年12月17日 (金)

第十一回文学フリマ体験記【エッチでおバカな旅行記Ver.】

 いらっしゃいませ。支店長の湯浅です。

 第十一回文学フリマの体験記を、当店の主力である『エッチでおバカな旅行記』風に書いてみます。期待してお待ちいただいている方がいらっしゃるようなので……。

 なお、この体験記は事実に基づいてはいますが、妄想をかなり含んでいるのでご注意願います。

 

 2010年12月5日午前3時ごろ、ようやく全ての作業が終了した。今回は制作に使える時間が限られているというのに、旅行記の新刊が3冊という無謀なる自虐プレイに走ってしまったため、スケジュールが押しに押してしまったのだ。

 しかし完成した本を手にしてみると、苦労しただけ気持ちよさが増幅するんだねっ。

 はぁぅっ! いいっ! はぁっ、はぁっ! くっ……気持ちよすぎて……っ! もっ、もうっボクはっ!
 うぁあああああああああぁっ! ……はぁっはぁっ……ぁ……。
 
※これは完成した新刊を手にした時の嬉しさを表現したものです。変な誤解をしないで下さい。

 そんな感じで見るたびに喜んでいたら出展の準備作業(本の梱包や見本誌ラベルの作成など)がおろそかになってしまい、深夜までかかってしまったわけさ。

 そのまま朝まで起きていようとも思ったんだけど、会場で倒れてしまったら来場してくれたファンの女の子たちがパニックになっちゃうからね。そうなるとイベントの継続開催が危ぶまれてしまう。

 それに仮にボクが入院してしまったら、各国首脳も他の予定を全てキャンセルしてお見舞いにやってくる可能性も高いし。だから仮眠をとることにしたのさ。

 今は多国間貿易自由化や二酸化炭素排出関連の問題、朝鮮半島情勢、インフラ関係技術の受注合戦など、国際的な問題が山積していてみんな忙しいのに、わざわざボクのために来日してもらうのも悪いからね。

 そういえば国際問題といえば、第十回文学フリマの直前にも朝鮮半島で魚雷による船の撃沈事件があって東アジアが緊迫していたっけ。今回は直前に砲撃事件があったんだよね……。

 これってボクに対する嫌がらせかな? うーむ、その辺の事情を直属の諜報員に指示して探らせておくか……。もし敵対的な意思が1μmでも確認できたら某秘密国際会議の議題に挙げて制裁を検討しないといけない。 

 さて、今回は駅ホームでの長時間露出プレイは避けたかった(いろいろな意味でもう寒いから)ので、頭の中にインプットされているデータを駆使して開場時間の少し前に到着するように家を出た。

 JR蒲田駅に到着したのは9時過ぎ。それから徒歩で会場へ向かった。駅を出て左へ進み、銀行の横の道を歩いていく。

 ちなみにその途中には、入る時に周りの目が気になる施設があるよね? 中では興奮して血を熱くたぎらせて、我慢できずに発射したくなっちゃう。欲望の赴くままに行動してしまわないように、利用する時は自制しないとね。――ああいうモデルガン専門店に入ると、好戦的だとか色々と疑われるから、どうしても周りの目が気になっちゃうんだよね。利用する時の注意点としては、試し撃ちはほどほどにして、欲望に負けて無駄遣いをしないようにする事さ。

 会場に到着するとすぐに出展者の列に並んだ。なんと、それからすぐにすごい人数が集まってきて列はどんどん長くなる。冷静に考えれば、最大人数だと『参加サークル数×3人=たくさん』となるんだから当然だよね。

 やがて出展者入場時間の10時となるが、諸問題が発生したらしく開場が少し遅れる。その諸問題とは、宅急便の車の到着が遅れているかららしい。その説明には論理的に疑問が残るが、あえてツッコミは控えておこう……。

 ――単に説明不足だっただけですよねっ? 車の到着前(発送されてくる本を各ブースへ配本する前)に開場しちゃうと、事務局も会場も宅急便屋も出展者も混乱してちゃうからですよねっ? まぁ、それくらいは僕の額に存在する『三番目の瞳』を使わなくても分かるさ。ちなみに『三番目の瞳』の詳細について知りたい方は、ボクの旅行記をご覧いただきたい。

 こうしてプチトラブルがあったものの、無事に自分のブースへ到着。すぐに準備を始める。今回は本を展示する什器に改良を加えてあったので、前回比20分程度短縮して準備が完了した。入場が遅れたから、差し引きだと完了時間があまり変わらなかったけどね……。

 程なく時刻は11時となり、一般参加者の皆さんが入場する。今回は大展示ホールと小展示ホールに分かれているため、人の流れが読めない。それでもしばらくして最初のお客さんがやってきた。

 いつもの事ながら、最初のお客さんには大サービスをしている。今回は非売品の『ノスタルジックな豆本Vol.1』をお付けした。喜んでいただけただろうか?

 さすがに今回は評論系の一部が小展示ホールへ移動した事もあり、午前中はブースの前を通る方でさえ少なかった。仕方ないのでブースの前で悪魔召喚の儀式でもしようかと思ったのだが、その怪しいイメージだけで人が遠ざかってしまいそうな気がしたので自重した。

 ちなみに呼び出そうとしたのは、第9使徒の象●というインドの悪魔だ。やはりエッチでおバカな旅行記を扱っている以上は『エロイ●エッ●イム』という呪文の響きに惹かれてしまうからね。

 正午過ぎからボチボチとブースの前を通る人やお客さんが増え始める。ようやく来場者の皆様と交流が出来て感激さっ! やっぱり自分の書いたものを読んでもらえる&色々なお話が出来るというのは嬉しいからねっ! 対面で本を発表出来るというのはこういうイベントならではだよねっ!

 そうして来場者の皆さんと色々なお話をしていると、あっという間に終了時刻となった。今回は新刊が三冊の上、多めに刷ったため完売した本はなかった。でも既刊も含めて全種類の本を平均してお買い上げいただいたので販売総数は過去最高を記録した!

 本当にありがたいことだ。しかしこれで慢心してはいけない。これからも精進してもっといい作品を仕上げていかなければならない。そして常に向上心を持って努力を続けていくことが皆様への恩返しとなる。

 ――そんな強い想いを胸にボクは会場を後にしたのだった。

〈おしまいっ!〉

 

 いかがでしたでしょうか? エッチでおバカな旅行記はこんな雰囲気になっています。たまに『なぜ勉強をするのか?』『人生とは何か?』のような哲学なんかもしています。お時間があればブースにお立ち寄りいただき、ぜひ立ち読みをしていってください。冷やかし大歓迎です!

 皆様とお会いできる縁がありますように……。

 本日もご来店いただきありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。

 

 追伸:文学フリマ事務局通信にトラックバックしました。

 http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20101205

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2010年12月16日 (木)

第十一回文学フリマで発行した新刊の情報更新

いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。

第十一回文学フリマで発売した出版物の情報を更新しました。各出版物の内容詳細を追加・修正です。

←カテゴリーの『出版物案内』の項目をご覧下さい。

近況報告ですが、次回の出展予定の新刊の計画を検討をしているというところです。しばらくこちらの活動はゆっくりとやるつもりです。本格的な再開は年明け以降になると思います。

次回のイベント参加は2011年6月に開催される『第十二回文学フリマ』になる予定です。ただ、出展希望者増加により抽選になる可能性があります。そのため現時点では出展が確定できませんのでご了承願います。

今回の更新における近況報告は以上です。

なお、感想やご要望などは随時受け付けております。お時間のある方はよろしくお願いいたします。

本日もご来店いただきありがとうございます。またのお越しをお待ちしております。

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2010年12月 7日 (火)

そよ風文芸食堂(O-18)・第十一回文学フリマにて販売総数新記録達成! 大感謝御礼!

いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅でございます。

第十一回文学フリマの一般来場者の皆様、出展者の皆様、運営の皆様、お疲れ様でした。当日は非常に盛り上がり、私も嬉しく思っております。

さて、我々『そよ風文芸食堂』のブースにお立ち寄りいただいた皆様には特に御礼申し上げます。

まずは本を購入していただいた方に御礼申し上げます。ありがとうございますっ! 私のような未熟者の書いたものを買っていただき、とても嬉しいです。実は自宅に帰ってから見直してみて、ちらほらと修正すべき箇所を見つけ、大変申し訳なく思っております。申し訳ありません。今後も精進いたしますので、なにとぞご容赦願います。

男性と女性の常連の方、いつもありがとうございます。これからももっと楽しんでいただける本を創っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。

立ち読みなさった方、お楽しみいただけましたでしょうか? 貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。ぜひまた冷やかしにいらっしゃってください。立ち読み大歓迎です!

お隣のTrue Memoryさん、色々とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。どうかこれからもよろしくお願いいたします。

同じくお隣で、前回もお隣だった新嘲文庫さん、毎度お騒がせとご迷惑をおかけしています。そしてトークにお付き合いいただき、ありがとうございます。新刊の感想は近いうちに致しますので、しばらくお待ち下さい。

運営の皆様、いつもお世話になり、ありがとうございます。今後もイベントが盛り上がるように私も私なりに努力していきます。

そして全ての出展者と来場者の皆様、ありがとうございます。これからも一緒に楽しみましょう。

――と、御礼のご挨拶でございました。

さて、我々の成果ですが、今回は新刊の数が多く、前回出展時に生じてしまった『完売で買えない』という方を減らすために少し多めに制作しましたので完売したものはありませんでした。

ですが結果的には、販売総数が過去最高を記録しました! 本当にありがとうございます! 感動で胸がいっぱいです。

今後もより良い作品を発表していけるように努力いたしますので、これからもよろしくお願いいたします。

すでに『新たな決意』を胸に次回出展へ向けての行動を開始しております。抽選になるかもしれないということなので出展ができるか分かりませんが、当選した時にはWeb版の参加サークル紹介コメントでその内容をご覧いただけるはずです。

 

なお、もしかしたら近日中に『エッチでおバカな旅行記風の文学フリマ体験記』を書くかもしれません(未定です……)。その時にはまた当ブログをご覧いただけたら幸いでございます。

最後にもう一度御礼を――皆様、本当にありがとうございますっ! 

 

追伸:文学フリマ事務局通信にトラックバックしました。

http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20101205

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2010年12月 5日 (日)

お疲れ様でした。

いらっしゃいませ。支店長の湯浅でございます。

本日の文学フリマ、ご来場・ご来店いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

詳しい参加レポートやご来店いただいた方々への個別のお礼、いただいた本や購入した本の感想(こちらは各サークルさんへのお返事という形になりますが)はまた後日という事でお許し下さい。朝の9時ごろからイベント終了時までずっと立ちっぱなしだった上、疲れがどっと出て体力が持ちません……。

帰りの京浜東北線では、寝過ごして危うく大宮(北行の終点)まで行っちゃいそうでしたからねぇ。

近日中にブログを更新いたします。お時間がございましたら、また当ブログに顔をお出し下さい。

――なにはともあれ、大成功で終えられたようで良かったです。また、感想などもお待ちしておりますので、メールやコメントをどしどしお寄せくださいませ。

本日もご来店いただき、ありがとうございます。

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本日は第十一回文学フリマ。皆様のお越しをお待ちしておりますっ!

おはようございます。いらっしゃいませ。支店長の湯浅でございます。

本日は第十一回文学フリマが開催されます。我々『そよ風文芸食堂』のブースにはいつものように世話人の私が参ります。

場所は東京・蒲田の大田区産業プラザPioです。出展内容も含め、詳しくは過去の記事をご覧くださいっ。

『そよ風文芸食堂』のブース番号はO-18です。

大展示ホールの出口すぐ前です。でも寒くないですよぉっ! だって一般参加者、運営、出展者の全員の熱気が会場を包んでいますからねっ! みんなでイベントを盛り上げ、成功させましょう!

冷やかし大歓迎、立ち読み大歓迎ですのでぜひお立ち寄りくださいませっ! 皆様のお越しをお待ちしておりますっ!

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2010年12月 4日 (土)

第十一回文学フリマ 出展情報 直前緊急情報

いらっしゃいませっ! 支店長の湯浅です。

出展内容はすでに確定しているので、過去の記事をご覧下さい。

さて、いよいよ明日は第十一回文学フリマの当日ですねぇ。そこで直前スペシャルとして、今まで内緒にしてきた情報を公開しちゃいますっ!

なんと! 複数冊お買い上げの方には先着で、ノスタルジックな『極秘豆本(非売品)』をお付けしちゃいます。組み合わせは同じ種類の本を2冊でも、2種類の本を1冊ずつでもオッケーですっ!

内容は一切ヒミツ。お手にした方だけが内容を知る事が出来るのです……。

制作に手間がかかる品なので多数は用意できません。早い者勝ちでございますですよぉ!

――実をいうと、新刊の作業が手一杯で当初は複数冊購入特典が制作できるかどうかが微妙だったので情報が公開できなかったんですけどね。ちょっとだけ余裕が出来たので、突貫作業で仕上げました。

また、新刊3冊をお買い上げの方には当日の気分で色々とサービスしちゃうかも!? コツは売り子さん(まぁ、私ですが)と仲良くなる事です。

さぁ、当日はみんなでイベントを盛り上げましょう! ブースでみなさまのお越しをお待ちしておりまーすっ!

本日もご来店いただきありがとうございますっ!

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2010年12月 1日 (水)

第十一回文学フリマ 出展情報 Vol.3

 いらっしゃいませっ。支店長の湯浅でございます。

 第十一回文学フリマまで一週間を切りました。詳しい出展内容はすでにVol.2で公開してありますのでそちらもご覧下さい。今回は新刊3冊をそれぞれ解説していきます。

Sanriku  まず『お気楽散策!? 三陸旅行記』は、秘境駅探訪とジョイフルトレイン『こがね』の乗車記など、鉄道ファン向けの内容が盛りだくさん。

 それだけでなく、遠野では本物のカッパにも遭遇しました。民俗学ファンや妖怪ファンも必見です。

 さらに、旅先で出会った人々との心温まるお話など、色々な分野がバランスよく構成されています。

 

 

Kannana  次に『ぐるり環七&多摩 路線バス旅行記』は、路線バスを乗り継いで環七通りを制覇した旅行記と、都営バス最長路線・梅70系統の支線も含めた全線乗りつぶしの旅行記です。

 妄想が暴走しているだけでなく、「愛とは何か? 人生とは何か?」の哲学や政治経済の時事問題が優しく学べてしまうという奇跡の旅行記です。

 もちろんバスのデータも充実です。

 

Wep  最後は『臨時快速三本勝負! WEP(ウィークエンドパス)旅行記』は、トクトクきっぷのウィークエンドパスを使い、山形と新潟のあまり知られていない観光地を巡った旅行記です。

 観光ガイドでもなかなか特集されない場所や貴重な観光情報を多数掲載しています。観光情報重視の内容です。

 しかも使用した観光列車〔リゾートみのり〕〔きらきらうえつ〕〔マリンブルーくじらなみ号〕のレアな情報やJR東日本のジョイフルトレインのデータも掲載。鉄道ファンにも満足してもらえると思います。また、某有名人に遭遇した顛末も公開しています。

 

 その他に完売した既刊も少しだけ持っていきます――という感じです。

 ブースには世話人である私が参ります。当日は色々な話題で語り合いましょう。ブログや出版物には書けなかった話などもしちゃうかもしれませんヨ♪

 なお、ささやかなものではありますが、先着で購入者特典をご用意しています。

 冷やかし大歓迎、立ち読み大歓迎ですのでぜひお越し下さい! 皆様のご来店をお待ちしておりますっ!

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